(2020/05/16 公開。)
タイトル:「ソード・ワールドRPG」(Sword World RPG)
著者:水野 良/グループSNE
出版社:株式会社富士見書房
リリース年:平成元年
ジャンル:ファンタジーRPG
私にとって、初めて遊んだTRPGで、最も思い入れの深いゲームです。
日本での知名度は高い部類のゲームだと思います。
ご存知の方には今更な情報ですが、「ロードス島戦記」と同じ世界を扱ったゲームです。
「ソード・ワールド」がリリースされる数年前、「コンプティーク」という雑誌で「ロードス島戦記」という、RPGのリプレイ記事が掲載されていました。
当時子供だった私も「ロードス島戦記」が大好きで、コンプティークの「ちょっとHな福袋」よりもこのリプレイ記事を楽しみにしておりました。いやほんとに。
その後 富士見書房から「ドラゴンマガジン」という雑誌が刊行されました。
「ドラゴンマガジン」誌上で「ソード・ワールドRPG」の紹介記事を見、「ロードス島戦記」と地続きの世界「フォーセリア」であることを知ったのでそのリリースをじりじりしながら待っていた記憶があります。
「ソード・ワールドRPG」内の共通通貨「ガメル」は、最初は「ドラゴンマガジン」誌で読者に与えられていたポイントの単位だったと記憶しています。
システムは初心者にも理解しやすい部類になるかと思います。
文庫本という、入手しやすい形態でリリースされたのも良かったと思います。
小遣いが心許ない子供時代、溜めた小遣いでルールブックやシナリオ集を順に購入し、友人と夜遅くまで遊んでおりました。
いまでも時々、アレクラスト大陸をふたたび探検したくなります。
平成20年に「ソード・ワールド 2.0」という新しいゲームがリリースされており、こちらはシステムは「ソード・ワールドRPG」をかなり継承しつつ世界設定は一新されました。
いま入手するならば新しいほう(ソード・ワールド 2.0)が良いと思いますが、もしフォーセリアの世界に興味がありましたら、現在は複数の電子書籍の媒体で「ソード・ワールドRPG 完全版」が購入可能です。
面白いですよ。(思い入れが強いので贔屓目になってます。ご容赦を。(笑))
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