「四大魔術師の塔」(ソード・ワールド シナリオ)

(2020/05/19 公開。)

タイトル:「四大魔術師の塔」

著者:水野 良/グループSNE

出版社:株式会社富士見書房

リリース年:平成2年

ジャンル:ファンタジーRPG


「ソード・ワールドRPG」の上級ルール対応版シナリオ集です。

「ソード・ワールドRPG」は、平成元年に最初にリリースされたときはキャラクターのレベルが1~5の情報が記載されていました。これは駆け出し~ある程度のベテランに相当します。

いっぽう、「ソード・ワールドRPG」の世界ではレベルの上限が10となっていました。

レベル6以上はいわゆる達人に相当し、「ソード・ワールドRPG」のリリース後ほどなくしてレベル6~10のキャラクター作成用の「上級ルール」がリリースされました。

シナリオ集「四大魔術師の塔」は、その上級ルール対応版としてリリースされました。

下記3本のシナリオが収蔵されています。


いずれのシナリオも、レベル6以上のキャラクターを想定しただけあって世界に影響を及ぼしかねない危険度のものばかりとなっています。

最後の「流星落ちるとき」などは、たぶんクリアしたらフォーセリアの世界では伝説として数多のバード達が語り継ぐと思うほどです。

このシナリオ集の中では、私は「砂漠の守護者」が一番好きです。(3本とも派手で面白いのですが、その中で敢えて1本を選ぶとするならば)

理由はピラミッドの探索である点です。「インディ・ジョーンズ」を連想してしまって…。


シナリオの構成、ダンジョンの構成も、GMをやりたい方には教科書になると思います。

お勧めのシナリオ集です。


ボードゲームとRPGに関する駄文

はじめまして。あるいはこんにちは。 少年時代を昭和で過ごしたロートルです。 令和になり、試しにサイトなどを開設してみようと思い立ちました。 ネタを何にするかと見廻したところ、僅かですが手持ちのアナログゲームが目に留まったのでこれを少しずつ紹介していこうと思います。 自己満足のためのサイトですがご容赦を。