(2020/06/26 公開。)
タイトル:「ファンタジーRPG 100の常識」
著者:長尾 剛
出版社:株式会社富士見書房
リリース年:平成4年
ジャンル:ファンタジーRPG
ファンタジーRPGを遊ぶ際に、つい気付かなかったことにしてしまったり、ご都合を優先してうやむやにしてしまっている事柄などをピックアップして説明した本です。
「そもそもがファンタジーなのにリアリティを突っ込んでどうするんだ!?」というお声もご尤も。
しかしゲームの世界であっても、登場する生物の多くは生きて暮らしているわけです。
ある程度はリアリティを持たせることで、グッと身近な世界になります。
いっぽうであまりにリアリティ(≒我々の世界の常識)で縛りすぎると、折角のゲームなのに興ざめしてしまいます。
ゲームですから、プレイヤーやGMがその世界・そのセッションを楽しめることが最も優先されるべきだと思います。
そのための匙加減は必要ですね。
いやこれはゲームに限った話ではありませんが。
皆さんのキャラクターや、キャラクターが暮らしている世界に血肉を通わせて「生きた」キャラクター・世界にするときに、この本の内容は多少参考になるように思います。
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